さて、vmware player 2.0.4とvmware server 1.0.6が出ているが、パーソナルユースでもっとも良いと思われる使い方をご紹介しよう。
 それは、vmware playerとvmware server consoleを入れるというものだ。vmware playerは文字通りplayerなのでプレイするだけで、設定内容がほとんどない。もちろんレジストリをいじればできるのだが、それはなかなか面倒だ。
 そこでvmware server consoleを入れると、窓の大きさをゲストに合わせる、ゲストの大きさを窓に合わせる、ホットキーをCtrl+AltからCtrl+Alt+Shiftなどに変更するなど、「VMを操作する側の」若干の設定ができる。
 また、vmware playerでCtrl+Alt+Enter(ホットキー+Enter)を入力した時に、vmware playerが最大化されてフルスクリーンモードになる。これが本来の動きだとゲストの解像度が自動でホストと同じになった上にリモートデスクトップのような帯が上に出てくるのだが、これがうっとうしくてかなわない。vmware server consoleを入れて設定をいじるとそれがレジストリに書き込まれ、vmware playerもそちらに引っ張られて同じ設定になり、結果としてホットキーの変更やフルスクリーン切り替えの動作をWorkstation互換にする事ができる。vmware playerとvmware serverそのものは同居できないので、consoleの方だけを入れるのだ。