暇です。

なので家とデオデオ(現edion)を往復する毎日。
ところで、こないだSofmap U-frontに行ったと書いたと思うが、MP3プレイヤーを買ってしまったのです。本当はiPod nanoが欲しかったが12800円はのう・・・・。TIMELYなる名前の会社の「II PAUSE 201 WS」これが商品名なのか型番なのかさっぱり分からない。で、Sofmap U-frontで1980円だったので衝動買いしてしまったのです。
実はこれはデオデオで2480円で銀(II PAUSE 201 WS)も黒(II PAUSE 201 BB)もたらふく売っていて、本当は黒が欲しかったのだが、1980円だったので銀を買ったのです。

まず、いい点。

  • 2000円とかその程度にしては普通に使える。
  • しょぼい(ROCKとかプリセットのみでイコライズ自体も弱い)けどイコライザーもある。
  • 再生速度を変えることができる。設定値は-8から+8だがおそらく1/2倍速から2倍速まで。これは面白い機能だと思った。英語のラジオドラマを2倍速で聞いたらリスニングのトレーニングになったりせんかね。
  • 液晶の文字が大きい。
  • クリップつき。明らかにiPodシャッフルの丸パクリもといインスパイアのこの機能は私の心の琴線にストライクだ。
  • FMを受信できる。今どきのポータブル音楽プレイヤーではFM受信くらい当たり前なのかも知れないが、この機器は日本でFM放送に使われていない90~108MHz帯の受信ができる。海外ではこの帯域が使われているのかも知れない。FM録音もできるみたい。
  • 画像閲覧とか動画閲覧とかも一応できるらしい。

次に悪い点。

  • マニュアルが紙っぺら一枚で明らかに日本人じゃない人が書いた日本語。特に設定関係の説明が何一つない。メニュー項目も意味が分からないものがいくつかある。
  • 全体的にホワイトノイズが大きい。外で気軽に聞くような機器であることを考えると欠点にはならないかもしれない。
  • 曲内で経過時間を移動させる(曲内シーク)ことができない。
  • プレイリスト作成機能が意味不明。アーティスト、アルバム、ジャンルというプレイリストがMP3ファイルなどから自動的に作成されるのだが、アルバムプレイリストが、同じアルバム名でもアーティスト欄が変わると別アルバムと認識されるのだ。おそらく、アーティスト=「コブクロ」、アルバム=「ベスト」とアーティスト=「TOM☆CAT」、アルバム=「ベスト」というのを分けたいがための措置なのだろうが、これだと複数アーティスト参加型のCDがてんでばらばらになってしまう。→何度かファイルリスト作成を繰り返すとだんだんましになっていくが、きちんと曲順にならぶアルバムとならばないアルバムがある。
  • 曲シークが遅い。
  • ボリュームと選曲が同じボタンなので状況によってどうなるかがわかりづらい。ボタン数が少ない機器の宿命か。
  • 曲順がめちゃくちゃで並べ替えができない。おそらくディレクトリエントリをファイル名順等ではなくディレクトリファイルの内容をそのまま読みだしていると思われる。→何度かファイルリスト作成を繰り返すとだんだんましになっていくが、きちんと曲順にならぶアルバムとならばないアルバムがある。

ファイルのソートができないというのは致命的である。交響曲など、曲の順番に意味があるようなものは全く使い物にならない。
せっかく買ったけど、ポップスとか専用だね、これは。よくマラソン中にこういうので音楽聞いている人が居るけど、この用途では最適なのではなかろうか。