リリースを確認したのが出張出発前だったので完全に出遅れてしまった感のあるVineLinux6だぜ~。5.2もほとんどいじっとらんのに・・・・自宅サーバーは未だに4.2なのに・・・・。
さて、気を取り直して、なんか日本語入力が面白い。インクリメンタル日本語入力? なんじゃろこれ。iBus+mozcとな。変換効率も良いし良い感じ。普段Yahoo! Japanしか使わんけどViva Googleって感じ。だがしかし、あんもちさんはShift+SpaceでIMEのオンオフをしてもらいたくないのさ。ま、自分でShift+Spaceをオンオフキー一覧から消せばいいんだけど。あと、当然キーバインドはATOKだ。

見てくれは・・・・なんじゃろう。こう・・・・Windowsで言うところのタスクバー的なものが上にしかない、なんかこう、Mac OS的な、Mac OSはこのバーが上だけにあるよね、その、それな感じ。ただ、会社でWebアプリケーションに対して複数のWebブラウザーでの動作試験をする時にMacOS Xも使うんだけど、それに比べると明らかに劣化コピーと言った印象だ。そのくらいMacOS Xは見てくれがナウくてイカす感じで、Gnomeのそれはナウくなくてイカさない。上と下にバーがあるGnomeでいいと思うのだが。ま、パネルを自分で追加すればいいんだけど。

あと、Metacityのテーマ・・・・なにこれ。Windows Vista(または7)を目指したものなのか、それにしてはずいぶん小さい最小化最大化閉じるボタン。もうちっとでかいほうがいいな。という事でこれも昔ダウンロードしてずっとSolaris10で使っていたMCity-W2Kに変更。おお、Windows2000ぽいのに窓の周りがぼやっと影ができてなんか面白い。

忘れてはいけないのが、Xの設定方法だ。今までのエントリーでも書いてきたように基本的にOSの検証はVMware Server 2.0.2上で行っている。という事はビデオがVMware SVGA IIになる。マウスはvmmouseだ。幸いにして今ではLinux、FreeBSD、Solaris 11 Expressと、大抵のPC UNIXではx11-video-vmware的なものとx11-input-vmmouse的なものは普通に付属している。ほう、VineLinux6ではvmwareとvmwlegacyというのがあるな。で、Xorg -configureではvmwlegacyが選ばれたようだ。そうすると新しい方と思われるvmwareは3Dとか使えるのだろうかね。わからんけど。
Linuxのトレンド(?)として、D-BusとHAL Daemonという仕組みで入力デバイスを制御だかなんだかするのが流行っているそうな。で、最近のXはこれまたHALから入力デバイス情報を取得して、xorg.confに書かれているものをあえて無視するようにしくさっじょる。最初の頃はネットで情報を漁ってなんとかしゃん.fdiとか作ってたけど、今では基本的にそっちを無効にしてトラディッショナルなxorg.confで制御している。だがしかし、Solaris 11 Expressの頃に有効だったServerFlags AllowEmptyInput no”だけではダメだった。VineLinux6はXorg-server-1.10とな。man 5 xorg.confで情報を探すとすぐ見つかる。毎回すげー量のヘルプが出てくるよね。同じくServerFlagsに”AutoAddDevices” “no”と”AutoEnableDevices” “no”を追加してXを再起動。init 5な状態ならログアウトするだけでOK。お、うまくいった。

おお~、なかなか快適ですな。ネット上では止まるとか固まるとか動き怪しいとか書いてるところもあるみたいだけど、うちでは特に問題なし。VMやけんかね。

パッケージマネージャーからLibreOffice 3.4.2をさくっとインストール。おおお普通に使えるじゃんこれ。私が使う程度ではこのmozcと言うのはATOKくらい(少なくともMS-IMEより)快適だし、Solaris 11 Express+ATOK17+OpenOffice.org 3.3からこっちに乗り換えてみるか。