と言っても大したことではないのだが、やはり様々な場面でスタイラスペンの需要があるようで、多機能ボールペンのレフィル(換え芯)としてスタイラスペンが売られていた。
 と言っても普通の文具店でも置いてあるようなのはZEBRAのSHARBO X用レフィルで、いくらなんでもボールペンに1万円とかありえん。SHARBO Xは一番安い構成だと3600円(本体3150円+換え芯が50円~)くらいだけど、これもこれで(ボールペンとして)一般庶民にはおいそれと手が出る額ではない。
 と言っても今回私は鬼のように下手を打って結局これに迫る値段になってしまった。

 経緯を説明すると、まず、立脚点は「ロータリーメカじゃないとダメ」。前回のエントリで紹介したSK SHARBO+1という奴も軸をぐるぐる回す事で芯を出す。ペンを水平にして、出したい芯を上に(正確には下に)してケツを押すメカでは芯の軸がしっかりしていないので壊れやすいのだ(私だけかも知れない)。
 調べてみると1000円~2000円台で割とあるもんだね。ロータリーメカ。最初はSHARBO+1 2000に絞って探していたけど、どうもSHARBO+1 2000自体が終了して全てSHARBO Xに移行してしまったようだ。それとは別に色々なものが出てるみたいだけど・・・・ニュースパイラル+S、形がありえん・・・・エアーフィット+S、持つとこ(透明のグリップ)が気に食わんな。いずれにせよ実物を見てみんと話にならんという事で、実際に文房具店に行って見てみると、他社製のものもロータリーメカのものが結構ありますな。今回、その中でPlatium Double Action R3(1,575円)を購入。クリップ以外は良い感じ。クリップは値段通りって感じィ。で、そいつの赤ボールペンを外してSHARBO X用のスタイラスペンレフィル(315円)をつける。赤ボールペンが余るが、こいつを黒色と差し替えながら使うのもバカらしいのでZEBRAの手帳用(420円)を買ってそっちに赤芯を付け替え、手帳用の黒芯は換え芯としてストックする事に。さらに昔SK-シャーボ+1(525円)も買ってさらにノック式の3色ボールペン(315円)も買ってさらにNINTENDO DS用のスタイラスペン(315円)も買って・・・・。しめて2,940円。最初からSHARBO Xの一番安い奴にしときゃ良かった~! タバコ2箱我慢してでもそうしとく価値はあった・・・・。私は幼少の頃からつまらない事でケチって最終的にあまり金を削減できずに我慢ばっかりする典型的な安物買いの銭失いだったのだが、今回もその教訓は活かされなかった・・・・戒めのためにブログに記録しておく。

 ところで、文房具店には当然SHARBO Xも売っている。展示品を用意しているところも多いので実際に触ってみると・・・・う~ん(うっとり)。いや、あのー。ちょっと欲しくなった。マジで。10000円とか3600円とかありえないとかさっき言ったけど、値段どおりの品質はある。マジで。
 私はボールペンの価値は(書けて当たり前、持てて当たり前という事で)クリップ部だと思っているが、このクリップがバネ式だったり(Premium以外)、バインダークリップを進化させたバインダークリップだったり(Premium)、あ~わしがもっと高給取りやったら絶対これにするなぁ。