題名というか前提がそもそもおかしいという感じはする。TomcatはJavaアプリケーションサーバ(サーブレットコンテナ)であり、GlassFishはJava EEアプリケーションサーバ(j2eeコンテナ)である。もちろんEEアプリサーバはアプリサーバとしても動作するが、正直なところ詳しくは分からない。WebSphereもそうだが管理コンソールで色々できるのは良いけど中で何が起こってるのかわかんなくて不安というのはある。

さて、GlassFish V2 Update Release 1 (UR1)をおもむろにインストール。EULAのようなものがJavaアプリケーションで出たあと、ライセンスに同意したら普通にコンソールで展開が始まる。なんじゃこりゃ。展開が終わったらbin/sasadminなるツールを・・・・bin・・・・binがねぇ! わおなんてこったい。ひょっとしてml(Multi Language)だけじゃだめで、先にえんぐりっしゅをインストールしとかないといけないとか? いやいや、ファイルサイズ的にそれはおかしいだろう。本家のサイトで情報はすぐに見つかった。なんと、実行バイナリはantで処理するらしい。先にsetup.xmlを好きなように編集しておくべし。

# chmod -R +s $GLASSFISH_HOME/lib/ant/bin
# $GLASSFISH_HOME/lib/ant/bin/ant $GLASSFISH_HOME/setup.xml

お、bin/sasadminが出来上がった。

# $GLASSFISH_HOME/bin/sasadmin start-domain domain1

ふぅん。どめいんなるもので何かを管理するのかね。J2eeにおけるドメインとかホストとかよくわかんない。どうせ個人レベルではwarくらいしか使わないんじゃないの。恥ずかしながらearファイルとか何に使うのか全然わかんない。

Sunブランドの同一製品であるSun Java System Application Server 9.1はインストールまで全てJavaアプリケーションでできるのね。

warファイルのデプロイってどこに置くんだろう・・・・。ふむふむ。autodeployなるディレクトリに入れる、と。お、すぐに反応してデプロイされたようだ。管理コンソールを使えばjspの事前コンパイルなどの制御ができるのね。でも・・・・どこに展開されてるんだろう。そういう事を全部自動でやってくれて、人間がかまわなくても良いって事なのかな?

自動起動とかどうするんだろう。自分でスクリプト書くしかないのかな。Apacheとの連携はできるんだろうか。grizzlyは性能が凄いので別にコネクターとか無くって良いって事なのだろうか。いやいやそれでも同じポートで運用したいぞ。まさかリバースプロクシなんて・・・・ありうるな。ちょっと調べてみたら、mod_jkが使えるそうな。という事はSunによるcoyoteコネクタの再開発があったという事? grizzlyどこ行った?

とにかく、あんもちのj2ee道は第一歩を踏み出したばかり。ちょっとずつ細かく見ていきましょうかね。