今うちの会社にはUltraSparc II 300MHzのマシンが一台ある(稼動はしてないけど・・・・)。何かに使ってみたい。買った当時についてきたOSはSolaris 2.6。これもSolaris 10にしたい。だが、私のごとき一介の平社員の戯れ言など誰も相手にしない。人を説得するためには自分が使えてメリットデメリットを説明できない事には話にならん。何事も勉強。とにかく使ってみよう。家にはx86しかないのでsolaris 10 x86をインストール。Linuxとは違うなー(当たり前)。操作が全然わかんねーやははは。

とりあえずgdmになれた僕ちゃんとしてはdtlogin(CDE付属のディスプレイマネージャなのかxdmなのか何なのかは不明)よりもgdmを使いたいの。ふむふむ。Solarisにもパッケージシステムがあって、pkgadd、pkginfo、pkgrmコマンドなどを使うのか。さらに自動的に開始するサービスはsvcsコマンドで探し(?)、svcadmコマンドで開始の指定・解除を行うような雰囲気げ。svccfgなるコマンドもあるようだ。

# svcadm disable cde-login
# svcadm enable gdm2-login

おお、gdmが立ち上がった。今回は11/6を標準インストールし、8/7を標準アップグレードしたので色々とソフトが入っている。StarSuite7とMozilla1.7をアンインストールしてOpenOffice.org 2.3.1でも入れてみようか。

# pkinfo | grep MOZ17

これで出てきた奴の中から要らないものを削る。

# yes | pkgrm SUNWmozilla

何回かy/nの入力がある上にうまくプロンプトが現れなくて気づかない場合があるので、yesコマンドをかます。良い子のみんなはマネしないように。StarSuite7もこの方法でアンインストール。楽チンだ・・・・。
さて、OpenOffice.org 2.3.1は普通にインストール。InstallShieldばりのインストーラーで動作するのでほんとに楽チンだ。

# gunzip -c OOo_2.3.1_Solarisx86_install_wJRE_en-US.tar.gz | tar xf - 
# cd OOG680_m9_native_packed-1_en-US.9238
# ./setup

メニューは当然英語だが(一応2.3.1rc1の日本語言語パックを入れるとメニューも日本語にできる)、ATOK使えるしWriterのフォントはHG明朝SUNになってるし、SpreadSheetの標準フォントはHGゴシックSUNになっているし。
FirefoxとThunderbirdは入ってるし、flashplayer7は入ってるし9に入れ替えるのも楽勝だし、Java Desktop SystemはGNOMEだし、日本語フォントも元からHG書体入ってるしIPAなど他のを入れたければ/usr/openwin/lib/locale/ja/X11/fonts/TTの中に突っ込めば終わりだし、何より仮名漢字変換がATOKな上に半角/全角キーで起動できる。これで無料。デスクトップOSとして最強な気がする。