さて、かなり昔に買ったI・OデータのHDL-S1.5という家庭用NASのファームをsshできるように1.18をいじったもので更新してsshはできるようになってわーいだったが、調子にのってapt-getとかできるようにしようとしてたら/dev/hdb6(実際にNASってる箇所)がマウントできなくなってしもうた(ネットワーク越しにも見えない)。

とりあえずssh(scp)は使えるのでrootで/dev/hdb6をroでマウントした後scpでデータを全部ぶっこ抜いた後でLANDISK Homeの管理画面からハードディスクをフォーマット→失敗。仕方が無いので管理画面からシステム初期化を行ったら復旧したので設定をしなおす。おお直った。

とりあえずapt-getとか恐いのでそこらへんは以前買ったRaspberry PIに任せるとしてLANDISKはLANDISKでできる事を模索する。
さしあたってまず何をしたいかと言うと、ファームを何度も入れ替えるためにちょいとずつファームのバージョン番号を1.18a、1.18b、・・・と上げていっていたのが格好悪いので戻したい。調べてみると現在のファーム番号は/mnt/hda5/.c4/data/MODELに書かれてある事が分かった。

DAIFUKUMOCHI:/# cat /mnt/hda5/.c4/data/MODEL
model=HDLP-G
version=1.18bDAIFUKUMOCHI:/#

ついでにunameしてみる。sshで入った時に表示されるメッセージとかを見るとdebian系っぽい感じだ。

DAIFUKUMOCHI:/# uname -a
Linux DAIFUKUMOCHI 2.6.15 #1 Tue Jan 11 21:33:48 JST 2011 armv4l GNU/Linux

DAIFUKUMOCHIというのはこのLANDISKの名前だ。
さて、MODELの中をversion=1.18customと書き換えてみるとばっちり管理画面でも1.18customになるようになった。
後は整合性などは自分で気をつければファームウェアも任意のバージョンをアップできるようになる。例えば1.13を入れたい場合はここをversion=1.12などと書き換えてから行えば良い。
ところで、ARMなdebianの上でPHPが動くApacheを走らせてるわけだから、自作のPHPとか仕込めるんじゃねという事でちょいと遊んでみる。ひょっとしたら管理画面にあるMyウェブサーバーという機能で普通にできるかも知れんけど。
まず、共有フォルダー経由でphpなどを置けるように、anmochiという共有を作ってそこにwebというフォルダーを作る。次にsshで

DAIFUKUMOCHI:/# mount -o rw,remount /
DAIFUKUMOCHI:/# cd /usr/local/public
DAIFUKUMOCHI:/usr/local/public# ln -s /mnt/hda6/anmochi/web web
DAIFUKUMOCHI:/usr/local/public# mount -o ro,remount

として/usr/local/public/webを共有フォルダーから見れるようにする。
そしてphpinfo()してみると・・・・PHP Version 5.2.0-8+etch7+L1などと出てくる。mbstringを使えるのはいいな。後はこれとpasswdコマンドを組み合わせて管理画面に入らなくても共有フォルダーの所有者ユーザーのパスワードを変えれるようにできそうだ。